卓上焼き鳥・串焼きグリル-火力十分でも煙は少ない

卓上焼き鳥

卓上で焼き鳥を楽しめる

iwataniのカセットガスコンロが秀逸!

家庭で焼き鳥ができる製品はいくつかあるのですが、比べてみるともうiwatani(イタワニ)の「炉ばた焼器 炙りや」がダントツです。

Amazonでは電気で加熱する「三ッ谷電機 NEW やきとり屋台」が人気No.1になっていますが、いやいや。比べてみればその差は歴然。
この2つを比べてみましょう。

電気式の三ッ谷電機 NEW やきとり屋台

「三ッ谷電機 NEW やきとり屋台」は家庭で焼き鳥ができる電気グリルで、油が下に落ちるので煙は少なめです。NHKの朝の情報番組で紹介されたのを見て一目ぼれしてしまいました。でも、残念なところがいくつか見えてきました。

まず、火力が弱い。パーティーとしてどんどん焼こうと思うとじれったいです。

あと小さい。焼き鳥5本でいっぱいです。焼けたと思って、4,5人でさっと食べると次の分が焼けるのをまた待たなければなりません。じれったい(`ω´)。

また、電気コードは本体固定で抜けないので、足を引っかけたりすると危険です。
大人1人、2人だけで焼き鳥を楽しむなら使えますが、パーティーや子供のいる家庭での使用はおすすめできません。

そして、なにより洗えない・・・。洗えないんです。洗えるのは下に入れる油受けのトレイのみ。あとは分解もできず洗えません。油とかかなりつくんですが、ふき取るだけ。

より大きいサイズの「三ッ谷電機 屋台横丁」というものもあるのですが、こちらは大きい分さらに火力が足りないです。洗えないのは同じ。TVで見て期待していたのですが、残念。

カセットコンロ式のiwatani 炉ばた焼器 炙りや

さて、iwataniの炉ばた焼器 炙りやですが、これはすごい。ほんとにすごい。焼き鳥には最高。野外でのバーベキューなどにも使える優れもの。

カセットガスで火力は電気とは比べ物にならないほど強力。しかもガス直火ではなく、鉄板からの輻射熱を使うのでこんがりとおいしく焼けます。油は下の受け皿に落ちるので煙は少ないです。
大きさは焼き鳥なら7~8本程度乗ります。早く焼けるので、4本ずつ食べる程度なら、食べながら調理を進められ、テンポよく焼き鳥パーティーが楽しめます。

そして、洗えます。部品一つ一つを外して細かく洗えます。きれいなだけじゃなく、ふき取るより断然楽なんです。
カセットコンロなので足を引っ掛けることもありませんし、場所も選びません。屋外でも使用できます。

網が付属するのはもちろん、串焼き用のステーがついているので、本格的な焼き鳥が可能です

もう感動ものです(T T)。炉ばた焼器 炙りやの素晴らしさをより詳しく見ていきましょう。この感動が伝わるはず。

輻射熱=遠赤外線でおいしく加熱

遠赤外線でおいしく加熱

輻射熱=遠赤外線でおいしく調理

ガスを使うのですが、直火で焼くわけではありません。ガス火で輻射板という金属板を加熱、加熱された輻射板からでる輻射熱で焼きます。

輻射熱とは暖められた物質からでる遠赤外線によって伝わる熱のこと。つまり遠赤外線調理ができるわけです。
焼き鳥屋やうなぎ屋で使われるガス式焼き器もガスで鉄のプレートを加熱して輻射熱で調理するので、加熱の原理はお店と同じです。

このガスを使った輻射熱ってほんとにすごくて、これに代わるもは炭火くらいしかないんです。
例えばガス直火の場合、対流熱で焼かれるため表面が焦げているのに中に熱が通らないということが起きます。串が焦げて折れちゃうことも・・。
電気式は火力が弱めなのが難点(火力は製品によりますが、強いものでもガスにはかないません)。

「炉ばた焼器 炙りや」なら輻射熱でおいしく失敗なく焼け、火力が強く、そして炭火より簡単と至れり尽くせりです。

串焼き用グリル「串焼きステー」付き

串焼きステー

串焼きステー、これが超大事!

焼き鳥パーティーなので網焼きじゃダメなんです。やっぱり串専用のグリルがほしいです。そうですよね?
これ、見た目だけの問題じゃないんです。

炉ばた焼器 炙りやには本体横に串焼き専用の金具、「串焼きステー」がついており、これを上に持ってくると串を置けるようになります。くぼみは7か所にあるので基本7本の串が乗せられます。くぼみを無視して詰めて並べれば8本乗せられます。
この串焼きステーが大事なんです。

網焼きでも焼き鳥はできますが、網にすると網に油がつき、焦げやすくなります。焦げると味が悪くなるだけでなく煙が出やすくなります。

油は本体下の水を張ったトレイに落ちるので網焼きでも煙は少ないほうですが、串焼きステーを使えばさらに煙が少なくなります。 網とステーで煙の差は結構ありますよ。

分解清掃でお手入れ簡単・きれい

分解清掃

分解できるからお手入れ簡単

使った後のお手入れの簡単さって大事です。大事なんです。ホットプレートなどを使ったことがある人なら良くわかるはずです。

電気式の調理器ってお手入れが難しいもの、多いですよね。電気だから水にぬれるわけにいかないから当然そうなっちゃうんですよね。
電気だと分解できないものも多いです。分解清掃しやすい構造にすると、設計・組み立てのコストが上がっちゃうんですよ。だから安いものはお手入れも大変というのが電気製品の宿命。

「炉ばた焼器 炙りや」は分解できてお手入れ簡単ですよ。

網、串焼きステー付の上部パネル、輻射板、水受けトレイと、汚れる部分は一つずつはずして水洗いができます

残るのは本体下部とガス管。ここはさすがに拭くしかないのですが、分解部分ほど汚れるわけではありませんし、水拭きOKなので簡単に拭きとれます。

カセットガスって安全なのに、あり得ない安さ

カセットガス式に、ガスの準備が手間、使わなかったら無駄、ガスって危険では?という不安もあるかもしれません。

ぶっちゃけ、家庭のガスコンロより安全です。ガスコンロのようなガス漏れの心配はありませんし、製造から7年も使用できます。人によっては小学生の頃に買ったカセットガスが社会人になってもまだ使えているわけです。

昔カセットコンロで事故が起きましたが、火の隣で使うという暴挙による事故です。炎の隣にガスボンベが来るように配置して鍋をしていたんですよ・・・。それは破裂します。缶ならガスボンベじゃなくても破裂します、当たり前です。

周囲に火がない状況なら事故はないので、1台を卓上で使う分には何も気にすることはありません。安全だから何十年も使われているわけですし。 むしろ、電気コードなど邪魔な部分がないので、足を引っ掛ける心配がなくて安全です。

で、ガスボンベの準備ですがこれも気にならないです。スーパー、コンビニ、ホームセンターなどで、1本当たり150円程度で買えます。

1本の燃焼時間は最大火力でおよそ90分。最大火力の場合なので実感としてはもう少し使えます。うちの場合、1回のコンロの使用時間が30分~40分なので1回50円程度という素晴らしいコストパフォーマンス。

「炉ばた焼器 炙りや」では、ガスの残量が少なくなっても火力が弱くならないようにするヒートパネル方式が使われているので、ガスがなくなる最後まで使えます。

どこでも使えてなんでも焼ける

カセットガスなので、どこでも使えます。超便利(^^)/

コンセントが遠くても構わない、アパートでも電機の使い過ぎでブレーカーが落ちる心配もありません。
そして外でだって使えます

焼き鳥に限らない、汎用性の高さも魅力。
冬はお餅も焼けますし、網焼きの焼肉だってできます(煙は少な目ではありますが、無煙グリルよりは煙が出ます)。
火力が強いので外でバーベキューだってできます(バーベキューは炭や薪を使うことなので、正確には焼き肉)。あまり風が強いと十分な火力が得られないですが、そうでなければ問題ありません。

串刺し済みのお肉の購入をおすすめ

焼き鳥の肉に自分で串を打つのは結構大変です。肉が柔らかくてきれいに刺すには慣れが必要です。
スーパーでも串打ち済みの生の焼き鳥肉が売っていますので、そちらを購入したほうがよいです。

そしてスーパー以上におすすめなのが、「便利な食品」で紹介している「冷凍の焼き鳥肉セット」。

スーパーで購入するより安いですし、さまざまな部位を楽しめるので本格的です。冷凍なので一度に食べきれなくても問題ありません。

1台あって損しない

「炉ばた大将 炙家」は、焼き鳥にはもちろん最高ですが、それ以外の用途も広くとにかく便利。

1台持っておいて絶対に損のない製品ですよ。

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