きめ細かくきれいな泡のビールが注げるキット

家庭で生ビール

道具を使えばお店同様の細かい泡の生ビールが楽しめる!

ビールの楽しみは、のど越しはもちろんですが、きめ細かい泡のクリーミーなー口当たりがあるとおいしさ倍増です。
缶ビールよりお店で生ビールをジョッキで飲んだほうが断然おいしいですよね!

お店の生ビールも缶ビールも中身は同じ生ビールなのに・・・。

そう、現在市販されている缶ビールのほとんどは生ビールです。(ラガーと呼ばれるものとアサヒスタウト以外は生)
中身は同じなのにお店のほうがおいしく感じるのは入れ方の違い、きめ細かい泡の存在が大きいです。

お店ではビールサーバーで簡単に泡が出せますが、家庭で作るのは手間がかかります。
道具なしできめ細かい泡を作るには、

しかし、これでは一杯のビールを入れるのに数分かかります・・・。しかも、泡を作る過程でビールを入れすぎると炭酸の弱い気の抜けたビールになるというリスクが。

ここはひとつ、道具を使ってきれいに泡立つビールを作りましょう!

個性の違う3製品

確実にきれいな泡を楽しむならグリーンハウスのスタン型ビールサーバー「GH-BEERD-SV」が最高ですね。これはすごい。

お値段は結構しますが、どうしても最高のビールを楽しみたいって私みたいな人におすすめです。
缶ビールをセットするだけなので使い方は簡単ですよ。

お手軽なのはソニックアワー。お手入れも拭くだけ。でもお手軽なだけあって問題もあります。

コップやビールの種類によっては泡立たなかったり、本体に使用する水が周りに飛び跳ねたり。 ちょっとリスクがありますが、うまくいけばきれいな泡がお安く楽しめます。

「コク泡」はハンディ型で2000円程度と安いのに、超音波でしっかりした泡を作ってくれます。

室内での使い勝手はスタンド型にかないませんが、野外ではこのハンディ型のほうが便利です。
価格と性能のバランスが修逸。

では、この3製品について詳しく見ていきましょう。

本格的なビールサーバー

グリーンハウスの「スタンド型サーバー:GH-BEERD-SV」は最高の一台です。これは文句ありません。使い方も業務用のビールサーバーとほぼ同じです。

手前にレバーを引くとビールが注がれます。奥にレバーを倒すと泡が注がれます。泡は超音波により作られており、すごくきめの細かい上質な泡が出てきます。

速度も不満なく、次々と注ぐことができます。使い方も簡単で、缶ビールを本体に内部に入れるだけ。333ml、350ml、500mlと各サイズの缶ビールを使えます。缶の中身を吸い上げているだけなので内部に設置できればどんなサイズでも構わないんです。細い缶は本体に合わないので、結果350(333)mlか500mlってことになります。

乾電池で動くので、どこでも使えるのもうれしいところ。それこそ野外でも使えます。ただ、野外ではテーブルがないと使いづらいので、シートを敷くだけの花見には不向きですね。

お値段は約6000円と結構しますが、その価値は十分にあります。

お店の生ビール中ジョッキは約350mlのビールが入っており、これで400円~500円。缶ビールなら350mlが約200円なので、一杯ごとに200円~300円お得です。平均250円お得として、6000÷250=24なので、350ml缶24本使えば元が取れます。
500mlなら1本250円で350mlより約25%安くなるので(350mlは100mlあたり約67円、500mlは100mlあたり約50円 )、24×0.75=18で、500ml缶18本で元が取れる計算

1回で元を取るのは難しいですが、ずっと使うことや大人数で使うことを考えれば決して高くないですよね。

「GH-BEERD-SV」の動画です。きれいな泡がレバー一つで注げているのがわかりますね。泡の量を自分で調節できるのもいいところ。
本体は水洗いができるのでお手入れも簡単です。

高性能なうえに、これといった欠点もなく失敗なく注げる、一押し製品です。

手軽で人気のソニックアワー

ソニックアワーポータブル

使えないポータブル

お手軽に超音波の細かい泡が作れることで人気なのが「ソニックアワー」。

ハンディサイズの「ソニックアワーポータブル」もありますが、ポータブルは泡ができないケースが多すぎておすすめ出来ません。

グラスにビールを注ぎ、ソニックアワーに乗せてスイッチを入れると、本体下部からの超音波でグラス内に泡が作られるという製品です。

準備はグラスを乗せるだけ、お手入れも拭くだけと、とっても簡単。

ただし、泡がうまくできない場合があるという欠点があります。注意書きにもありますが、グラスの底が薄いものを使わないとうまく泡立たない場合があります。100均で手に入るグラスでいけるんですが、どのグラスがうまくいくかはやってみないとわからないという、結構厳しい条件です。

ビールの種類によっても泡のできが変わってきます。黒ビールのように泡立ちやすいものは底が厚いグラスでも成功しやすいです。

また、グラスを置く部分にはグラスと本体を密着させるために少し水をはるのですが、これが超音波の振動で飛び散ります。使用時は水をふき取る布巾を用意しておきましょう。

もう一つ残念なのは、注いだビールで泡をたてるので、炭酸が少し抜けてしまいます。泡と飲むビールを分けて出せるサーバーだとこういう問題が無いんですが。

安くてお手軽ではあるのですが、ちょっとリスクがあります。

ソニックアワーの動画です。うまくいけば動画の通り、きれいに泡ができますよ。

動画の後半に出てくるジョッキアワーとビールアワーコールドはおもちゃです。お勧めしません。
ジョッキアワーはそんなにうまく泡が出ませんし、泡が細かくないです。上から注いで泡立てたほうがましです。
缶ビールに取り付けるビールアワーコールドは野外でも使えて一見便利ですが、泡の出来がいまいちだし作りも荒くおもちゃです。次に紹介する同形状の「コク泡」がおすすめです。

超お手軽で野外でもO.K

「コク泡」、これは便利!これで2000円程度というコストパフォーマンスがまた素晴らしいです。

缶に取り付けて使うのですが、普通に注げばビールがでて、スイッチを入れるときめ細かい泡が出てきます。

泡は超音波で作られるのでスタンド型ビールサーバー並みにきめ細かいです。スタンド型と違い場所を選ばないので野外や花見の席でも使いやすいです。

注ぎ口の上部に超音波ユニットが取り付けられており、スイッチを入れるとビールが通る注ぎ口付近が超音波で振動して、泡になって出てくる仕組みです。泡とビールを分けて注ぐのでソニックアワーのように炭酸が抜ける心配がありません。

ハンディ型の欠点は注いでいる途中で缶が抜け落ちる恐れがあること。
コク泡は「カチッと音がするところまで入れる」、と固定がわかりやすく作られてはいますが、脱落の可能性は0ではありません。途中で缶が落ちたって人もいます。原因は缶の取り付けが甘かっただけだとは思いますが。毎回しっかり取り付けられていることを確認することは必須です。自分がミスしないとは言えませんよね、これが毎度怖いんです。

電池は説明書きにある通り、アルカリ乾電池を使いましょう。マンガン電池や充電式電池は電圧不足で泡ができない場合があります。

動画です。きれいな泡が出ていますよね。

動画の終わりころに洗い方も紹介されています。超音波ユニットと注ぎ口が分離できるので、注ぎ口を水洗いできます。お手入れはとっても簡単です。

ハンディ型は野外でも使えるし手軽ではありますが、スタンド型ビールサーバーのほうが、セットは簡単だし泡の調節もしやすく使い勝手はいいです。

機能では劣る分、ハンディ型は安いですね。この値段と性能のバランスが何よりの魅力です。

”家で使うのみだし、6000円は出せる”って人はスタンド型サーバーが断然おすすめです。
”とにかく安く抑えたい・野外でもよく飲む”って人はハンディ型ですね。野外なら缶が落ちてしまっても大丈夫ってのもあります^^;。

両方持っていると最高ですよ^^/

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